オンライン秘書総合ガイド｜できること・料金相場・サービス比較・導入ステップまで完全網羅！

「オンライン秘書って最近よく聞くけど、何ができるの？」
「費用感は？サービス選びのポイントは？」
「うちの業務でもお願いできるのかな…？」

そんな疑問にすべてお答えするために、この記事では「オンライン秘書」の基本から導入ステップまでをまるっと解説。
これ1本で、導入に向けた不安がゼロになることを目指します。

オンライン秘書とは？リモートで働く“右腕”

オンライン秘書とは、リモート環境で業務をサポートする外部パートナーのこと。
メールやチャット・Zoomなどを通じて、以下のような事務・秘書業務を代行します。

• 日程調整やスケジュール管理
• 会議資料や議事録の作成
• SNS運用補助
• 経理サポート（請求書作成・経費入力・給与計算など）
• 問い合わせの一次返信　など
• 退職予定の方の後任が実働出来るまでの一時引継ぎ
• 求人やコラム等の原稿の執筆、チェック、出稿

従来の「社内常駐の秘書」とは異なり、業務委託として外部人材を活用できるため、雇用リスクがなく、必要な分だけ依頼できるのが特徴です。

▶ 初めてのオンライン秘書体験｜不安ゼロで始める為のすすめと成功のポイント

オンライン秘書に依頼できる主な業務一覧

依頼できる業務は「事務＋α」の分野に多岐にわたります。

📌 代表的な依頼内容：

カテゴリ	具体的な業務例
スケジュール調整	社内外との日程調整、Googleカレンダー入力、リマインド送信など
資料作成／整形	パワポ・Excel資料の整形、提案書のたたき作成、図表作成、議事録起こしなど
経理まわり	請求書作成・送付、経費データ入力、レシート整理、クラウド会計対応（freee等）など
SNS・広報支援	投稿文案の作成、予約投稿設定、いいね・DM一次対応、画像リサイズなど
顧客・問い合わせ対応	問い合わせメールのテンプレ返信、サポートチャットの一次対応、簡易FAQ作成など

▶ オンライン秘書に頼める仕事｜実際に依頼されている業務10選

オンライン秘書の料金相場とコスト比較

▶ オンライン秘書の費用感（目安）

プランタイプ	内容	月額費用の目安
スポット依頼（単発）	1時間単位など、業務ごとに都度依頼	3,000〜6,000円／1時間
ライトプラン（月10時間）	定期契約で、曜日・時間を決めて依頼	30,000〜60,000円／月
ミドル〜ハイプラン	業務範囲が広い or 稼働量が多め	8万円〜15万円以上／月

▶ 採用コストや教育コスト、社会保険などを考えると、「雇用」と比較して非常にリーズナブルな選択肢となります。

💡 比較：社内雇用とオンライン秘書のコスト感

項目	社内で雇用	オンライン秘書
月額コスト	20万円〜40万円＋社会保険等	月3万円〜15万円で柔軟に調整可能
採用・教育コスト	高（採用媒体・研修等）	不要（即稼働できる）
離職リスク	あり	なし
専任性・対応幅	高	明確な依頼範囲で高精度

▶ オンライン秘書の費用ってどれくらい？相場と選び方のポイントを徹底解説！

主なオンライン秘書サービス12社比較（2025年版）

下記は代表的なオンライン秘書サービスの一部です。

サービス名	特徴	月額目安
ちょこっと秘書 （株式会社エヌエフエー）	月10時間〜OK/初めてでも安心のサポート/1ヶ月毎更新可能/1on1制/初期費用0円	約3万円〜（10時間～）
タスカル （株式会社Colors）	チーム制/月10時間～OK	約2.75万円〜（10時間～）
Caster BIZ （株式会社キャスター）	時間契約制/1on1制	約4.07万円〜（10時間～）
HELP YOU （株式会社ニット）	チーム制/初めてでも安心のサポート	約11万円〜（30時間～）
フジ子さん （BPOテクノロジー株式会社）	チーム制/幅広い業務をカバー	月額3.278万円〜（10時間～）
i-STAFF （ファイブスターネット株式会社）	対応がスピーディー/オフライン業務も対応可/返金保証	約9.3万円〜（30時間）
BackofficeForce （グランサーズベンチャーサポート株式会社）	経理・財務・労務に強み/チーム制	約7.5万円〜?
メリービズ （メリービズ株式会社）	高品質な経理業務を代行	約18万円～20万円 （※契約期間による）
ビジネスアシスト （株式会社ビジネスアシスト）	電話応対業務に特化	約2万円
ChatWorkアシスタント （Chatwork株式会社）	最短5日で利用開始可能	約38,000円～（10時間～）
スーパー秘書 （ガイアモーレ株式会社）	Web制作や動画編集など専門的な依頼にも対応可能	月額35,000円～（10時間）※初期費用88,000円（税込）別途
Genny （テルフィーズ株式会社）	依頼する仕事量にかかわらず定額で利用可/初期費用0円	月額52,800円～（20時間～）
Hanaco（ハナコ） （株式会社sunplastyle）	秘書経験者のみを厳選/幅広い業務に対応可	月額58,000円（10時間）

導入ステップ｜オンライン秘書を使い始めるまでの流れ

はじめての方でも、以下のステップでスムーズに導入が可能です。

✔ 基本的な流れ（ちょこっと秘書の場合）

1. 問い合わせ・ヒアリング（無料）
2. 依頼内容・希望稼働時間をもとにマッチング
3. 稼働開始前に業務整理・環境準備（必要ツール設定など）
4. 業務スタート
5. 必要に応じてフィードバック・稼働調整も可能

💡ポイント：
初めての方向けに、依頼文の作成・タスク管理ツールの整備について、運営やオンライン秘書本人に聞いてみると、教えてくれたり、サポートをしてくれます。
「何から頼んでいいか分からない」場合でも安心です。

▶ オンライン秘書って実際どう？初めての導入ガイド｜不安を解消する基礎知識と活用例

よくある質問（FAQ）

Q. どんな業務まで対応してくれますか？

→秘書という名前に縛られず、「資料作成」「経理補助」「SNS補助」などの事務・アシスタント業務が中心です。営業や高度な専門職務は、原則対象外になるか、単価が高くなることが一般的です。

Q. 急ぎの対応や夜間の作業もお願いできますか？

→ 基本は稼働時間をあらかじめ決めての対応になります。スポット対応は事前相談が必要です。
サービスによっては対応することが出来ますが、それらも単価が上がってしまうケースが一般的です。
特にチーム制を採用しているサービスは対応しやすいとされています。

Q. 情報漏えいなどのリスクは大丈夫ですか？

→ 多くのサービスでは契約書や秘密保持契約（NDA）を結び、クラウド管理などの体制を整えています。
それでは不十分なケースが多いことがございますので、一度運営とご相談下さい。

Q. 業務のやり方を理解してもらうまでに、時間がかかりませんか？

→ よほど専門的や機密性が高い業務ではない限り、基本ヒアリングの段階で頂いた業務内容に適性、経験のある方をご紹介させて頂くサービスが一般的です。
なので初回ヒアリングはかなりしっかり行うことを推奨いたします。

まとめ

オンライン秘書サービスは、単純に業務を代行してくれるだけではありません。
その活用の仕方で様々な課題に対して対応出来るようになります。

現在オンライン秘書をご利用頂いている方より面白い意見を頂きました。
「1つお願いしたら、色んなところに気付いてくれて、助かる場面が多いですね。
この前、スプレッドシートが苦手な私のスプレッドシートにデザインを加えて見やすくしたり
関数を使って簡素化したりしてくれてそれまで30分で想定してた業務が5分で終わるようになっちゃいました。
1聞いたら100帰ってきて、成果物も上げてくれるし、私のレベルにも合わせてくれる。
便利さはまるで人間版AIですね！笑」

人間版AIはもちろん比喩でしょうが、それくらい便利だと思って頂けたようです。

更に、長年事務をやって頂いた方が退職するとご相談された方がいらっしゃいました。
退職2か月前なのにも関わらず採用が間に合っておらず、外注で今後はやりたいとのことでしたが
郵便物の確認や、他部署へのメッセンジャー業務を行っていた為、オンラインだけでは厳しい状況でした。
そこで、採用が完了するまで、オフラインの実務は他の社員へ任せ、オンライン秘書へ引継ぎを行い業務を滞らせないようにし、後任が実働出来たらオンライン秘書から丁寧な引継ぎを行うようにしました。
約4ヶ月目後任への引継ぎが開始され、6ヶ月目に契約終了予定でしたが、他業務で延長の依頼を頂くことが出来ました。

このようにオンライン秘書という名称に引っ張られず、1人のチームメンバーとして考えることで、様々な恩恵を受けら、新たな活用方法が見つかるかもしれません。

尚、初めての導入時は、以下のようなステップを意識するのがオススメです。

• 📌 まずはちょっとした業務から始める
• 📌 困っていることを言語化してみる（目的より“悩み”が大事）
• 📌 一緒に業務の整理・マニュアル化も進められる
• 📌 少しずつ、任せる業務を広げていく

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