企業の業務効率化がこれまで以上に求められる今、オンライン秘書(リモートアシスタント)の需要が急速に高まっています。
特に中小企業やスタートアップでは、少人数のチームで多くのタスクをこなす必要があるため、「業務のムダを減らし、スムーズに回すためのツール活用」はもはや必須といえるでしょう。
では、実際にオンライン秘書はどのようなツールを活用して、業務を効率的にこなしているのでしょうか?
この記事では、現場で“本当に使える”業務効率化ツールを10個厳選し、それぞれの機能や活用シーン、導入のメリットを詳しくご紹介します。
業務の生産性を高めたい方、オンライン秘書の導入を検討している方、すでに活用している方にも役立つ内容になっています。
ぜひ、日々の業務改善にお役立てください。
- 1.Google Workspace|クラウドで完結する業務の司令塔
- 2.Slack|シンプルで即レス!チームの連絡網
- 3.Trello|視覚的で直感的なタスク管理ツール
- 4.NotebookLM+|会議の音声や動画から議事録を自動生成
- 5.Chatwork|中小企業に人気の日本発ビジネスチャット
- 6.Dropbox|あらゆる資料をスマートに保管・共有
- 7.Canva|デザイン初心者でも美しく仕上がる資料作成ツール
- 8.freee会計|経理業務の自動化でミスも負担も大幅減
- 9.TimeRex|スケジュール管理・打合せ日時の決定が簡単に
- 10.ChatGPT|様々なシーンで活用。画像生成から記事の叩き作成、調査まで
- まとめ
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1.Google Workspace|クラウドで完結する業務の司令塔
ビジネスの現場でオンライン秘書が最も多用しているプラットフォームのひとつが、Google Workspaceです。
旧称G Suiteとしても知られるこのサービスは、クラウド上で業務に必要なあらゆる作業を一元管理できるため、「どこでも仕事ができる環境づくり」に欠かせない存在となっています。

主な機能
- Gmail:ビジネス向けメール管理
- Googleカレンダー:スケジュール管理・会議設定
- Googleドキュメント/スプレッドシート:リアルタイム共同編集
- Googleドライブ:ファイルの保管・共有
- Google Meet:高品質なビデオ会議機能
- Google Chat:チーム内メッセージング
これらのツールがすべて連携しているため、作業の断絶や情報の分断を最小限に抑えることができます。
オンライン秘書の活用例
オンライン秘書は、Google Workspaceを使って以下のような業務を日常的にこなしています。
- スケジュール管理と調整
Googleカレンダーでクライアントや取引先との予定を一元管理。招待メールの自動送信や、リマインド設定も行います。 - 業務指示やレポートの管理
Googleドキュメントで業務マニュアルを共有し、日々の進捗報告や作業メモもクラウド上でまとめます。 - 資料作成とリアルタイム共有
クライアントとの打ち合わせ用資料やタスク進捗表をスプレッドシートで作成し、同時編集によるリアルタイム更新を可能にします。 - ファイル整理とリンク共有
Googleドライブを活用し、契約書類・請求書・業務資料などをクラウドに整理保存。必要な資料はリンクひとつで即共有できます。 - リモート会議の運営サポート
Google Meetを使って定例ミーティングや面談のセッティング、資料共有、議事録の作成までをスムーズに運営します。
導入のメリット
1. どこからでも業務にアクセスできる
インターネット環境さえあれば、オフィスでも自宅でも、出張先でも、すぐに業務を再開可能。テレワークと非常に相性が良いです。
2. コミュニケーションロスを最小限に
スケジュール、資料、チャット、メールがすべて連動しているため、情報の分断や伝達ミスが大幅に減少します。
3. セキュリティ対策がしっかりしている
ビジネス向けプランでは二段階認証や管理者権限設定が標準搭載。機密情報の管理にも安心です。
4. 導入・運用コストが低い
初期費用不要、月額数百円〜数千円というリーズナブルな価格帯で、企業規模に合わせた柔軟な運用が可能。
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無料トライアルも実施しているので、「まだ導入していない」という方も気軽に試してみる価値があります。
このように、Google Workspaceは“業務の土台”を整える基盤ツールとして、オンライン秘書にとって不可欠な存在です。
次章では、さらにリアルタイムコミュニケーションを加速させるチャットツール「Slack」について詳しく見ていきましょう!
2.Slack|シンプルで即レス!チームの連絡網
リアルタイムでの情報共有が求められる今、オンライン秘書がクライアントやチームとスムーズに連携するために欠かせないのが、**ビジネスチャットツール「Slack」**です。
「メールは重いけど、LINEではカジュアルすぎる」
そんなニーズに応える形で生まれたSlackは、スピード感と業務効率を両立させる連絡網として、多くの企業に導入されています。

主な機能
- チャンネル機能:プロジェクトごと、チームごとにトピックを分けて会話管理
- ダイレクトメッセージ:個別チャットもスムーズに
- メンション・リアクション:特定の相手を呼び出し、反応を可視化
- ファイル共有・プレビュー:画像や資料をすぐ共有・閲覧
- 外部アプリ連携:Googleカレンダー、Trello、Asanaなどとのシームレス連携
これらの機能を活用することで、情報の流れを早く、整理された形で運用できるのがSlack最大の強みです。
オンライン秘書の活用例
オンライン秘書がSlackを使っている具体的なシーンは以下の通りです。
- 業務指示の受け取りと進捗報告
各プロジェクトチャンネルで、業務依頼やタスク完了報告をリアルタイムで共有。履歴も一目で確認できます。 - クライアントとの素早いやり取り
メールよりもカジュアルなため、「ちょっとした相談」「ちょっとした確認」も気軽にでき、スピード感を持った対応が可能に。 - 業務関連ファイルの即時共有
作成した資料や進捗レポートをそのままチャンネルにアップロードし、関係者全員に一括共有。手間もタイムラグもありません。 - 情報の整理と可視化
重要な投稿にピン留めをする、チャンネルごとにテーマを分けるなど、後からでも情報を簡単に探し出せます。
導入のメリット
1. コミュニケーションのスピードが圧倒的に向上
ちょっとした質問や相談をサクッと投げかけられるため、業務の停滞を防止。
「メールを待つ時間」がなくなります。
2. 情報の整理と透明性が向上
案件ごとにチャンネルを分けることで、関連情報が自然にまとまり、探しやすくなります。過去の履歴をたどるのも簡単です。
3. マルチデバイス対応でどこでもアクセス可能
PC、スマホ、タブレットで同時に使えるため、外出先でも迅速なレスポンスが可能です。
4. アプリ連携で業務効率がさらにアップ
Slack単体ではなく、Googleカレンダーやタスク管理ツールと連動させることで、より高度な業務オートメーションも可能になります。
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無料プランでも十分な機能が使えるため、まずは小規模チームで試してみるのもおすすめです。
Slackは単なるチャットツールではありません。
業務のスピードと透明性を両立させる、現代の必須インフラです。
次章では、業務進捗をもっと“見える化”できるタスク管理ツール「Trello」について、詳しくご紹介していきます!
3.Trello|視覚的で直感的なタスク管理ツール
複数の業務を同時並行で進めることが多いオンライン秘書にとって、タスクの整理・進捗管理は欠かせません。
そこで役立つのが、視覚的にタスクを「見える化」できるボード型タスク管理ツール、**Trello(トレロ)**です。
Trelloはそのシンプルな操作性と柔軟なカスタマイズ性で、世界中のビジネスパーソンに愛されています。
特に、オンライン秘書が複数のクライアントやプロジェクトを並行管理する際には、業務全体を一目で把握できる強力な武器となります。

主な機能
- カンバン方式ボード:ToDo(やること)/Doing(作業中)/Done(完了)の3ステップでタスクを視覚的に管理
- カード機能:タスクごとに詳細情報、担当者、期限を設定可能
- チェックリスト:タスク内にサブタスクを追加し、進捗管理を細かくサポート
- ラベル機能:優先度やカテゴリを色分け
- 期限通知・リマインダー:締切が近づくと自動で通知
Trelloの操作は非常に直感的で、ドラッグ&ドロップだけでタスクの進行状況を更新できるため、誰でもすぐに使いこなせます。
オンライン秘書の活用例
プロジェクトごとの進捗管理
クライアントごとにボードを作成し、業務内容を「未着手」「作業中」「完了」で管理。どの業務がどこまで進んでいるかを常に可視化します。
定型業務のテンプレート化
毎月、毎週発生する業務(例:請求書発行、レポート作成など)をチェックリスト化し、漏れ防止と作業効率化を実現。
チームとのタスク共有
複数人でプロジェクトを担当する場合も、Trello上でタスクの担当者を設定。誰が何をしているか一目瞭然。
スケジュール管理との連携
カードに期限を設定し、Googleカレンダーと連携することで、タスク締切をカレンダー上でも確認できる仕組みを作ることも可能です。
導入のメリット
1. タスクの全体像がすぐに把握できる
「今、何が進行中か」「どこで止まっているか」がボードを開けば一目でわかります。進捗確認の時間を大幅短縮。
2. 抜け漏れ防止・優先順位の整理に最適
サブタスク(チェックリスト)機能により、細かい作業も確実に管理。重要度ラベルを使えば、優先順位付けも直感的に行えます。
3. チームとの連携もスムーズに
担当者設定やコメント機能で、複数人でもストレスなくタスク共有・コミュニケーションができます。
4. 無料プランでも十分な機能
個人・小規模チームなら無料プランで十分。必要に応じてプレミアムプランにアップグレードも可能です。
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無料登録だけでボード作成をすぐ始められるので、まずは試してみるのがおすすめです!
Trelloを使えば、業務の整理・可視化・進捗管理が一気にスムーズになります。
オンライン秘書にとっても、クライアントにとっても、仕事の透明度が上がり、信頼感アップにもつながるでしょう。
次章では、今注目の「AIで議事録作成」を実現する革新的ツール、NotebookLMについてご紹介していきます!
4.NotebookLM+|会議の音声や動画から議事録を自動生成
会議の議事録作成に追われていた時代は、もう終わりました。
今、オンライン秘書たちがこぞって注目しているのが、NotebookLM+(旧Project Tailwind)です。
Googleが開発するこの革新的なツールは、音声や動画データから自動的に要約・議事録作成を行い、業務効率を大幅に高める強力なサポート役となっています。

主な機能
- 音声・動画ファイルから文字起こし
アップロードするだけで、会議内容をテキスト化。 - AIによる要約・整理
長い議事録も、重要なポイントを自動で抜粋・まとめる。 - 質問型ナビゲーション
「この会議で決まったことは?」「課題は何?」といった質問をすると、必要情報を即座に抽出。 - ノートの一元管理
議事録をカテゴリ別に保存・整理でき、検索性も抜群。 - 複数ファイルをまたいだ情報統合
関連する複数の会議記録をまたいで、横断的に要約できる。
これにより、従来の「録音を聞き直して一から起こす」という膨大な作業が、ほぼゼロになります
オンライン秘書の活用例
オンライン会議の自動記録&要約
ZoomやGoogle Meetの録画データをNotebookLM+にアップロードし、わずか数分で要約版議事録を作成。
ミーティングのポイント整理
会議後すぐに、「決定事項」「課題」「次回アクション」の3点だけをまとめたショートレポートを提出。クライアントの満足度も向上。
複数会議の横断要約
プロジェクトに関する過去数回分の会議記録をまとめて取り込み、「全体の課題」「進捗状況」を一括で整理。プロジェクトマネジメントにも活用可能。
作業時間の短縮と品質向上
文字起こしと要約を人力で行う場合と比べ、作業時間を最大90%削減しつつ、情報の網羅性も高められる。
導入のメリット
1. 議事録作成の時間と労力を劇的に削減
会議後の重たい作業から解放され、次の業務へすぐに移行できます。
2. 情報の抜け漏れを防止
人間による聞き間違いや記憶違いを防ぎ、会議内容を正確に記録・要約。
3. 検索性が高く、ナレッジ資産化にも貢献
過去の会議内容を素早く引き出せるため、情報共有・引き継ぎもスムーズ。
4. プロジェクトの見える化が加速
議事録をベースに、次のアクションや課題を明確化。プロジェクト進行の質を高めます。
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NotebookLM は個人データ(アップロードしたソース、クエリ、モデルからの回答)をトレーニングに使用することはありません。
情報が流出することもほぼないので、一般的な生成AIよりも社内利用のハードルが低いのも良いです。
NotebookLMは、単なる「文字起こしツール」ではありません。
ソースを渡すことで市場調査からプレゼンの構成、台本なども作成可能で、
単なる“業務効率化ツール”という枠を超えて、様々なシーンで活用することが出来ます。
GoogleWorkspaceを導入することでも利用できるので、様々なツールも利用することが出来ます。
次章では、日本発のビジネスチャットとして多くの中小企業に支持されているChatworkについて詳しくご紹介していきます!
5.Chatwork|中小企業に人気の日本発ビジネスチャット
「メールよりもスピーディーに」「でも、ビジネス向けのきちんとしたやり取りがしたい」
そんなニーズを満たすために開発された、日本発のビジネスチャットツールがChatworkです。
特に中小企業を中心に圧倒的な支持を集めており、導入社数は36万社以上(※2023年現在)。
オンライン秘書にとっても、クライアントとの連絡手段として非常に使いやすいツールです。

主な機能
- グループチャット・個別チャット:案件ごと、部署ごとにチャットルームを作成
- タスク管理機能:チャット内でタスク設定・進捗管理
- ファイル送受信:資料やデータのアップロード・共有が簡単
- 音声通話・ビデオ通話:別アプリ不要でそのままオンラインミーティング可能
- メッセージ検索・履歴保存:過去のやり取りもすぐに見つかる
シンプルながらも、ビジネスコミュニケーションに必要な機能が過不足なく揃っているのが特徴です。
オンライン秘書の活用例
業務指示の受け取り・進捗報告
クライアントからの依頼はChatworkのチャットで受信。作業開始・完了報告もスピーディーに対応。
タスク管理との連携
チャット内で「タスクを追加」機能を活用し、指示とタスクをセットで管理。
タスク完了時には通知が飛び、報告漏れを防止できます。
ファイル共有・管理
請求書やレポートなどのファイルをチャットルームで共有。バージョン管理もしやすく、検索機能ですぐに取り出せます。
緊急対応も即座に
電話をかけるよりも早く連絡が取れるため、急ぎの対応依頼にも即座にレスポンスでき、クライアントの信頼を獲得。
導入のメリット
1. 操作が簡単で、誰でもすぐ使える
ITリテラシーに自信がないスタッフでも直感的に使える設計。導入研修ほぼ不要。
2. タスク管理とチャットが一体化
指示と進捗管理が同じ画面で完結するため、別ツールを行き来する手間がありません。
3. コストパフォーマンスが高い
無料プランでも十分な機能を利用でき、小規模チームに最適。必要に応じてプレミアムプランへの移行もGoogleWorkspaceを通じて行うことで、多様なGoogleサービスも利用できます。
4. 国内企業・中小企業との親和性◎
日本語に最適化されたUIとサポート体制があり、安心してビジネス利用が可能。
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Chatwork 公式サイトはこちら
無料プランから始められるので、「とりあえず試してみる」というアプローチもおすすめです。
Chatworkは、「日本企業の働き方にぴったりフィットするビジネスチャット」です。
メールに頼らず、もっとシンプルに、スピーディーに。
オンライン秘書の業務も、クライアントとの連携も、大きくスムーズに変えてくれるでしょう。
次章では、あらゆる資料やファイル管理に革命をもたらす「Dropbox」について詳しくご紹介していきます!
6.Dropbox|あらゆる資料をスマートに保管・共有
業務で日々発生する膨大な資料やデータ。
「どこに保存したか分からない」「メール添付でやり取りして煩雑になった」——そんな課題を解消するために、オンライン秘書が積極的に活用しているのが、Dropboxです。
Dropboxは、単なる「ファイル保存ツール」ではありません。
クラウドベースで資料を管理し、チームでスムーズに共有できる“業務インフラ”として、ビジネス現場で広く使われています。
なお、GoogleWorkspaceを利用でしたら、GoogleDriveのご利用をオススメします。
オンライン秘書は様々なクライアント様とやり取りを行うことが多く、本サービスはお互いに無料で始められる為、クラウド上で資料のやり取りが必要な場合Dropboxが都合が良いのです。

主な機能
- クラウドストレージ機能:あらゆるファイルを安全に保存・管理
- ファイル共有リンク作成:重いファイルもURL一つで送信可能
- ファイルのバージョン管理:過去の変更履歴を自動保存
- チームフォルダ機能:特定メンバー間でリアルタイムにファイル共有
- オフラインアクセス対応:インターネットがなくてもファイル閲覧可能
ファイルサイズや形式に縛られず、「データの家」として業務に欠かせない存在になっています。
オンライン秘書の活用例
ドキュメント・資料の一元管理
業務マニュアル、契約書、請求書、会議資料など、業務に必要なファイルをDropboxに整理・保存。検索もすぐでき、作業時間を短縮。
クライアントとの安全なファイル共有
重たい資料や重要データも、ダウンロード用リンクを送るだけ。パスワード保護や有効期限設定も可能で、セキュリティ面も安心です。
資料更新・差し替えもスムーズに
最新版のファイルを上書き保存すれば、共有リンクは変わらず、中身だけが更新される仕組み。都度再送する手間を削減できます。
オフライン環境下でも作業可能
事前に同期しておけば、出張先やWi-Fi環境が不安定な場所でもスムーズにファイル閲覧・編集が可能です。
導入のメリット
1. ファイル管理の手間が激減
社内外で分散していたファイルを一元化することで、「どこにあるかわからない」という無駄な探し時間を大幅削減。
2. チーム作業が加速する
チームメンバー全員が最新ファイルにアクセスできるため、資料の重複作成や古い情報の参照ミスが防げます。
3. 強固なセキュリティ体制
ビジネスプランでは高度な暗号化やアクセス権限管理が可能。情報漏洩リスクを抑え、安全にクラウド運用ができます。
4. デバイスフリーな働き方を実現
PC、スマホ、タブレットなど、どんなデバイスからでもファイルにアクセス可能。移動中やリモートワークでもストレスゼロ。
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無料プランでも一定容量まで利用可能なので、まずは個人利用から始めて、チーム導入へステップアップするのもおすすめです。
Dropboxを使えば、「探す」「待つ」「送る」といった時間のロスを劇的に減らすことができます。
オンライン秘書にとっても、クライアントにとっても、ストレスのないファイル管理が実現できるでしょう。
次章では、**誰でもプロ級の資料作成ができるデザインツール「Canva」**についてご紹介していきます!
7.Canva|デザイン初心者でも美しく仕上がる資料作成ツール
ビジネスシーンでは、見た目に優れた資料やバナー、SNS投稿画像が求められることが増えています。
しかし、「デザインは専門外」という方も多いのが現実です。
そこで登場するのが、Canva(キャンバ)。
Canvaは、デザイン経験ゼロでもプロ並みのクオリティを実現できる、オールインワン型のデザインツールです。
オンライン秘書もこのツールを駆使して、プレゼン資料やバナー、ちょっとした広告物までスピーディーに作成しています。

主な機能
- 豊富なテンプレート:プレゼン資料、チラシ、SNS画像、バナー、名刺など用途別に数万種類以上
- 直感的なドラッグ&ドロップ操作:文字・画像・図形を簡単に配置・編集
- 素材ライブラリ:写真・イラスト・アイコン・動画などが商用利用OKで多数収録
- ブランドキット:企業ロゴ、ブランドカラー、フォントを登録して統一感のあるデザインを作成
- チームコラボレーション機能:複数人で同時に編集・レビュー可能
これらの機能により、デザイン制作のハードルを限りなく低くしてくれます。
オンライン秘書の活用例
提案資料や社内マニュアルの作成
プレゼン資料や業務マニュアルを、わかりやすく・見やすくデザイン。
テンプレートを活用すれば、短時間で高品質な資料が完成します。
SNS運用サポート
クライアントのInstagramやFacebook投稿用バナーを作成。統一感あるビジュアルでブランド力向上に貢献。
キャンペーン告知用のPOP・チラシ制作
販促用チラシやイベント告知バナーも、Canvaなら誰でも短時間で作成可能。急な依頼にも即対応できます。
バナー広告やWeb用素材作成
オンラインショップ運営サポート時には、商品バナーや期間限定セールバナーもサクサク作成。
導入のメリット
1. デザイン外注コストを大幅削減
ちょっとしたバナーや資料作成でわざわざデザイナーに依頼する必要がなくなり、コストもスピードも最適化。
2. 誰でもすぐに使いこなせる
難しい操作は一切なし。ドラッグ&ドロップだけで洗練されたデザインを作成できるため、初めての方でも安心。
3. ブランド統一が簡単にできる
「ブランドキット」を使えば、企業カラーやフォントを自動反映。クライアントのブランドイメージを崩さずにデザインできます。
4. チーム作業にも対応
オンラインで共同編集ができるため、クライアントとのすり合わせもスムーズ。フィードバックをすぐに反映可能。
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無料プランでも非常に多機能ですが、有料版(Canva Pro)にすると、さらにテンプレートや素材が拡充され、作業効率が格段に上がります。
Canvaは、単なる“デザインツール”ではありません。
「伝わる資料」「魅せるビジュアル」を手軽に作れる、業務効率化の強力な武器です。
オンライン秘書にとっても、クライアントにとっても、「もう手放せない」と言われる存在になりつつあります。
次章では、煩雑な経理作業を一気に自動化してくれるクラウド会計ツール、freee会計について詳しくご紹介していきます!
8.freee会計|経理業務の自動化でミスも負担も大幅減
経理業務は、会社を運営するうえで不可欠ですが、
「仕訳が面倒」「入力ミスが怖い」「月末になるとパニック」——そんな悩みを抱えている企業も少なくありません。
そんな中、オンライン秘書が経理代行・サポートで活用しているのが、freee会計です。
freeeは、クラウド型の会計ソフトであり、**経理業務の「自動化」「効率化」「見える化」**を一気に推進できる強力なツールです。

主な機能
- 銀行口座・クレジットカードと自動連携
取引明細を自動取得し、仕訳を自動提案。 - 請求書発行・売掛管理
オンラインで請求書を作成・送付・入金管理まで完結。 - 経費精算機能
領収書をスマホ撮影→自動読み取りで入力不要。 - レポート・グラフ自動生成
売上推移、費用内訳、キャッシュフローなどのデータがワンクリックで可視化。 - クラウド保存&電子帳簿保存法対応
法改正にも柔軟に対応。ペーパーレス化を推進。
freeeの魅力は、これらの機能が中小企業や個人事業主向けに最適化されている点です。
オンライン秘書の活用例
日々の取引仕訳を自動化サポート
銀行やカードデータと連携し、ルール設定を行うことで、毎月の仕訳作業を自動化。オンライン秘書が仕訳チェックだけを行い、手作業の負担を大幅に削減。
請求書作成・送付業務の代行
クライアントの代わりに請求書を作成・メール送付し、売掛金の管理までサポート。
経費精算のサポート
領収書写真をクラウド上で管理し、freee上で経費登録・レポート作成を代行。経費精算にかかる時間と手間を最小限に。
月次レポート作成支援
売上・費用レポートを自動生成し、経営者向けに月次サマリーを作成。数字の「見える化」を促進。
導入のメリット
1. 手入力作業がほぼゼロに
取引データの自動連携・仕訳提案により、ミス防止と作業時間短縮を同時に実現。
2. 経理知識が浅くても安心
複雑な簿記知識が不要。ガイドに従うだけで、誰でも正確な帳簿管理が可能に。
3. リアルタイム経営管理
売上・経費・利益などがすべてオンラインでリアルタイム把握でき、経営判断のスピードが格段に上がる。
4. 法令対応・ペーパーレス促進
電子帳簿保存法、インボイス制度にも対応。今後の法改正リスクにも強い体制を築けます。
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初期費用不要でスモールスタートできるプランもあるため、経理の負担軽減を検討している企業には特におすすめです。
freee会計は、単なる「会計ソフト」ではありません。
「経理の時間を減らし、経営に使う時間を増やす」ためのパートナーです。
オンライン秘書がfreeeを使いこなすことで、クライアントの業務効率化と経営力強化に大きく貢献できるでしょう。
次章では、ミーティング日程調整のわずらわしさを解消するツール、TimeRexについてご紹介していきます!
9.TimeRex|スケジュール管理・打合せ日時の決定が簡単に
「日程調整にかかる時間を減らしたい」
これは多くのビジネスパーソンが感じている課題です。
特にオンライン秘書業務では、クライアントや取引先との日程調整を代行する機会が多く、この業務をどれだけ効率化できるかが成果に直結します。
そこで登場するのが、TimeRex(タイムレックス)。
GoogleカレンダーやMicrosoft Outlookと連携し、空いている時間だけを自動抽出して候補提示できる画期的なスケジュール調整ツールです。

主な機能
- カレンダー自動連携:GoogleカレンダーやOutlookとリアルタイム同期
- 空き時間自動抽出:候補日・時間を自動生成し、URLで共有
- 参加者ごとの調整:複数人のスケジュールも同時に調整可能
- リマインド・自動リスケ対応:変更やキャンセルにも柔軟に対応
- ブランディング設定:企業ロゴ・カラーで調整画面をカスタマイズ可能
やり取りを最小限に抑え、日程調整にかかる負担を劇的に減らすことができるのが、TimeRex最大の強みです。
オンライン秘書の活用例
商談・打ち合わせ日程の調整代行
クライアントの代わりに、TimeRexで商談候補日を自動生成。URLを送るだけで相手に選んでもらうスタイルに。
採用面接のスケジュール管理
面接官の空き状況を自動で取りまとめ、応募者に候補日提示。人事業務も効率化。
社内ミーティング調整サポート
プロジェクトメンバーのカレンダーを参照して、最適な会議日時を選定。ミーティング設定のやり取りが不要に。
キャンセル・変更対応もスムーズに
日程変更やキャンセル時も、TimeRex上でワンクリック対応。二度手間・三度手間を防止できます。
導入のメリット
1. 日程調整のやり取りをほぼゼロに
「この日空いてますか?」→「その日は難しいです…」の無限ループから解放されます。
2. スケジュール調整にかかる時間を大幅短縮
候補日提示から決定まで、メール1〜2往復で完了。従来の3分の1以下の時間で調整が可能です。
3. クライアント・取引先への印象アップ
スムーズな調整フローにより、相手に「仕事ができる」「段取りが良い」というポジティブな印象を与えます。
4. 無料プランでも十分活用できる
個人・小規模チームなら無料プランで問題なく使用可能。ビジネス用途でもコストを抑えた運用ができます。
公式リンク
日本語に完全対応しており、サポート体制も充実。安心して導入できます。
TimeRexは、単なる日程調整ツールではありません。
「調整」という業務そのものを限りなくゼロに近づける革新的な働き方改革ツールです。
オンライン秘書にとっても、クライアントにとっても、業務効率化の強力な味方になってくれるでしょう。
次章では、企画・調査・文案作成など、あらゆる場面で力を発揮する万能型AIツール、ChatGPTについてご紹介していきま
10.ChatGPT|様々なシーンで活用。画像生成から記事の叩き作成、調査まで
近年、AI技術の発展によって、ビジネスにおける業務効率化の選択肢が大きく広がっています。
その中でも特に注目されているのが、**ChatGPT(チャットジーピーティー)**です。
ChatGPTは、単なる「チャットボット」ではありません。
自然な対話だけでなく、文章作成・アイデア出し・リサーチ・議事録要約・資料作成支援・画像生成まで幅広い業務をサポートできる、汎用型AIアシスタントです。
オンライン秘書業務に取り入れることで、作業スピードとアウトプットの質を大幅に高めることが可能になります。

主な機能
- 自然な文章作成:ブログ記事、報告書、メール文面などを短時間で生成
- リサーチ・情報整理:指定したテーマに関する情報を要約・まとめ
- アイデアブレスト:キャッチコピー、企画案、構成案などの発想支援
- 画像生成・クリエイティブ作成(※特定プラン/拡張機能利用時)
- 議事録・要約作成:会議内容を整理し、ポイントをまとめたレポート化
使い方次第で、秘書業務の幅そのものを広げる可能性を秘めています。
オンライン秘書の活用例
企画提案書のたたき台作成
クライアントから受けた指示をもとに、企画書の骨組みをChatGPTに相談。短時間で叩き台を作り、そこからブラッシュアップして納品。
メール文面やビジネス文書の作成サポート
案件対応や営業メールのドラフト作成をChatGPTに依頼し、手直しして素早く完成。文面の硬軟も調整可能。
SNS投稿・キャッチコピー作成
InstagramやX(旧Twitter)投稿の案出しに活用。複数案を一気に生成し、クライアントに提案。
リサーチ代行・市場調査の要約
特定の業界やサービスに関する情報収集をChatGPTに依頼し、要点だけを整理。レポート作成工数を大幅に削減。
画像素材の生成・加工提案(拡張利用時)
シンプルなイラスト作成や、バナー案のラフスケッチなども、AIアート機能を使って提案可能。
導入のメリット
1. 作業スピードが圧倒的に向上
調べ物、書き起こし、アイデア出しなどが短時間で完了。業務スピードが格段に上がります。
2. 発想の幅が広がる
1人で考えるよりも多様なアイデアが得られるため、よりクリエイティブな提案や改善案をクライアントに提供可能。
3. 作業の質を一定水準に保てる
ベースの品質が高いため、文章作成や資料作成のばらつきが減り、安定した納品ができるようになります。
4. 低コストで業務範囲を拡大
AIを活用することで、限られたリソースでも多様な業務に対応可能に。秘書業務の価値を高められます。
公式リンク
無料版と有料版ではほとんど差がなく、より上級者になって扱える方がいれば、有料版(Plus)の利用をオススメします。
精度の高い応答や、拡張機能が利用でき、GPTsはうまく使えば大幅な業務効率化が図れます。
ChatGPTは、単なるツールではありません。
「オンライン秘書のスキルを拡張するパートナー」とも言える存在です。
使い方をマスターすれば、これまで以上に幅広いサポートができるようになり、クライアントからの信頼度も大きく高まるでしょう。
これで、オンライン秘書が活用すべきおすすめ業務効率化ツール10選のご紹介は完了です!
まとめ
オンライン秘書が活用するおすすめ業務効率化ツール10選
ここまで、オンライン秘書が日々の業務で実際に活用している「本当に使える業務効率化ツール」を厳選してご紹介してきました。
業務効率化は「ツール選び」から始まる
オンライン秘書にとって、業務効率化とは単なる「時間短縮」ではありません。
それは、クライアントに提供する価値を最大化するための手段です。
- ミスなく、スピーディーにタスクを遂行する
- コミュニケーションを円滑にし、信頼関係を深める
- 繰り返し作業を自動化して、より戦略的な業務に時間を使う
これらを実現するためには、適切なツールを選び、効果的に使いこなすことが何より重要です。
これからのオンライン秘書に求められるスキル
これまで秘書業務と言えば、主に「事務サポート」や「スケジュール調整」が中心でした。
しかし、これからの時代、オンライン秘書にはさらに広い視野とスキルが求められます。
- ツールを使いこなすITリテラシー
- 業務改善を提案できる思考力
- クライアントの成長に貢献できる視点
ただ指示されたことをこなすだけでなく、“自ら提案し、価値を創造する”秘書がこれからのビジネス現場で重宝される存在になっていきます。
最後に
今回ご紹介したツールは、あくまで「手段」にすぎません。
最も大切なのは、それらを活かしてクライアントにとっての“成果”を生み出すことです。
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著者 プロフィール

株式会社エヌエフエー
事業部 戦略室 主任
林 正幸
1995年生まれ、入社5年目。それまでは倉庫現場の派遣スタッフとして従事。
ゲームクリエイター、倉庫内派遣スタッフ、そして株式会社エヌエフエーに至る。
音楽が大好きでHIPHOPからオーケストラまで幅広い。最近のオススメは「ずっと真夜中でいいのに」。
興味のある物は飛び付いてとにかく満足するまでやる、調べる、楽しむがモットー。