「オンライン秘書って便利そうだけど、実際どうなの?」「ちゃんと使いこなせるのか不安…」
──そんな気持ちを抱えている方、少なくないのではないでしょうか?
最近ではスタートアップ企業から中小企業、個人事業主、さらには大企業にまでオンライン秘書の導入が広がっていますが、初めての方にとっては「何を、どのように頼めばいいのか」が一番のハードル。
この記事では、“まずは1週間だけ試してみたい”という方に向けて、
- オンライン秘書とはどんな存在か
- 初めての依頼で失敗しないコツ
- 実際の活用事例や依頼パターン を徹底解説します。
読むだけで、導入の不安が和らぎ「自分にもできそう」と思えるようになるはずです。
そもそもオンライン秘書とは?
オンライン秘書とは、インターネットを通じて業務サポートを行う“リモート型アシスタント”です。電話やメール対応、資料作成、SNS運用補助、経理入力、スケジュール管理など、いわゆる「バックオフィス業務」を広くカバーします。
従来の「社内秘書」や「派遣社員」と異なり、物理的に同じ場所にいる必要はなく、依頼内容と成果物のやりとりはすべてオンライン上で完結します。
✅ 社内秘書や派遣社員との違い
比較項目 | オンライン秘書 (ちょこっと秘書など) | 社内秘書・派遣社員 |
---|---|---|
勤務場所 | リモート中心(全国どこでも) | オフィス常駐が基本 |
契約形態 | 業務委託・時間契約 | 雇用契約・派遣契約 |
稼働時間 | 週○時間・曜日指定など柔軟 | フルタイム・固定時間が多い |
導入スピード | 即日〜数営業日で開始可能 | 採用〜戦力化まで1〜2か月 |
コスト構造 | 月数万円〜(初期費用ゼロ) | 固定給・社会保険などの負担あり |
つまり、オンライン秘書は「少ない業務だけ・一時的に頼みたい」「いま人手が足りないが、正社員を採るほどではない」という場面にピッタリの存在です。
また、勤務場所に囚われないことで優秀な人材が集まりやすいのも特徴です。
✅ 向いている企業・タイミング
- 人手不足だけど、採用に手間やコストをかけたくない
- 一時的に業務が集中するフェーズ(例:繁忙期や新商品リリース時)
- 業務の一部を切り出して、整理・マニュアル化したい
“まずは少しだけ任せてみる”という導入ができるのも、オンライン秘書ならではの強みです。
初めての依頼でよくある不安とその実態
オンライン秘書の導入を検討する方の多くが、次のような不安を抱えています:
- 「何を任せられるか分からない」
- 「うまく依頼できるか心配」
- 「こちらの意図をくみ取ってくれるか不安」
- 「任せても、自分でやるより遅くなりそう」
これは当然の感情です。なぜなら、誰しも初めて「誰かに業務を外注する」際には、コントロールできないことへの不安があるからです。
しかし実際には、オンライン秘書側も「はじめてのお客様」に慣れており、次のようなサポート体制が整っています:
✅ 初回依頼時によくある流れ
- ヒアリング(チャットまたはZoom)
- どの業務を任せるか一緒に棚卸し
- 小さな仕事からスタート(例:会議日程の調整)
- 稼働レポートや進捗報告で都度確認
依頼者の不安を減らすために、やりとりの記録(Slackのピン留め、Trelloなど)や、納品形の確認フローも事前に整えられています。
✅ 不安が解消された声(一例)
- 「細かく確認してくれて安心感があった」
- 「言いにくいこともチャットだと頼みやすい」
- 「テンプレートを用意してくれて、すぐ依頼できた」
不安が“慣れ”に変わるのは意外と早く、多くの方が「もっと早く頼めばよかった」と実感されています。
オンライン秘書“体験”のすすめ|トライアル依頼という選択肢
「気になってはいるけど、本格導入はまだ不安…」
そんな方にこそおすすめなのが、“体験前提のトライアル依頼”です。
オンライン秘書サービスの多くは、1ヶ月毎更新の月10時間〜などのライトな契約からスタートできます。まずは1週間〜2週間の稼働で1業務のみを試してみる「お試し」利用も可能です。
✅ なぜトライアルがおすすめなのか
✔ 実際に依頼してみないと、分からないことが多い
✔ 依頼内容が明確になる(“あの作業、任せられるかも”に気づく)
✔ 成果物を見て、クオリティや相性を判断できる
✔ 本格導入前の「小さな成功体験」が得られる
▶ トライアル導入パターン例:
企業タイプ | 依頼内容 | 所要時間の目安 |
---|---|---|
スタートアップ A社 | 営業資料のリライトと整形 | 約2時間 |
EC運営 B社 | SNS投稿(文+画像)5件分 +予約投稿設定 (内容によってはプレミアムプラン適応) | 約3時間 |
コンサル C社 | 面談録音をもとに議事録作成 NotebookLM+の適正管理 | 約1.5時間 |
このように、「まずは1つだけ任せてみる」ことで、自社との相性や依頼スタイルが見えてきます。
失敗しない“はじめての依頼”設計ガイド
「失敗するかも…」「何をお願いしたらいいか分からない」
──初回依頼の壁を乗り越えるには、「設計と準備」がカギです。
ここでは、オンライン秘書にうまく仕事を任せるための具体的な依頼準備のポイントを紹介します。
🔹 頼む前に整理しておくべきこと
- 目的:「この業務にどんな負担を感じているか?」
- 成果物イメージ:「どういう状態になっていればOKか?」
- 使う資料やツール:「共有すべきもの・見本・指示書」
- 優先順位:「この業務が最優先。他は時間があればでOK」
🔹 初回依頼におすすめの業務ベスト5
- 会議議事録の文字起こし+整理
→ Zoom録画や音声データをもとに、フォーマットに沿ってAIを使って文章化
ハルシネーションの確認 - 営業資料や社内資料の整形・編集
→ 指定テンプレ、またはイメージを共有し、
それに沿ったPowerPoint整形・画像挿入・図表追加 - SNS投稿の草案づくり・予約投稿設定
→ キーワード・画像素材を元に3パターン提案/ツールなどで予約投稿
(画像作成が発生した場合、プレミアムプランの対象となります。) - 日程調整とGoogleカレンダー登録
→ 候補日を相手に提示→調整完了後にGoogleカレンダーへ反映
日程調整が発生したら秘書さんの連絡先をお渡しし、調整して頂くのが最もスムーズです。 - 定型メールの一次対応
→ テンプレを使って問い合わせに自動返信し、必要事項のみ報告
会合に参加された際に頂いた名刺を基にお礼メールなど
テンプレートを秘書さんに作って頂くことも可能ですので、実は「設計と準備」の部分を一緒に行うこともできます。
オンライン秘書導入の実例紹介
ケース1:営業兼務の社長が、事務作業から解放(BtoB業)
導入前:
請求書作成や見積書作成など、月初になると事務業務が集中。営業活動と並行して行っており、週に1〜2回は深夜作業。
導入後:
請求書発行・経費入力をオンライン秘書が代行。Slackで請求先と金額を共有すれば、3営業日以内に作成&送付完了。
定番経理ソフトをお使いであれば、それに長けた秘書さんにお願いすることで、より短縮することも可能です。
月10時間の秘書稼働で、社長の残業時間が週8時間減少。
ケース2:SNS運用とDM対応を分担してマーケ強化(EC事業)
導入前:
Instagram投稿、コメント返信、商品紹介ストーリーの作成など、1人の広報担当に業務が集中。投稿数が安定せず、効果測定もできていなかった。
導入後:
・オンライン秘書がSNS原稿作成+予約投稿設定
・DM対応やキャンペーン告知も秘書が対応
・広報担当は撮影・企画に集中できる体制に
SNS運用が週2投稿から週5投稿に安定し、企画の完成から実施も迅速化。
ケース3:会議多めのコンサル会社で、議事録と日程調整を一任
導入前:
週10件以上のZoom打合せ。議事録の整理が追いつかず、タスク漏れが多発。日程調整もすべて担当者が手動で対応。
導入後:
・AIを使ったZoom録画の議事録起こしを秘書が実施
・スケジュール調整〜カレンダー登録まで一括依頼に
・議事録はGoogleドライブで自動共有、NotebookLM+の適正利用も可能。
社内の情報伝達がスムーズになり、引き継ぎの質も向上。
よくある質問とその回答
Q:どんなツールでやり取りできますか?
→ Slack・Chatwork・メール・Zoom・LINE・SMSなど、貴社の環境に合わせて柔軟に対応可能です。
Q:稼働時間外の依頼はできますか?
→ 基本的には次回稼働時に対応します。急ぎの対応が必要な場合は、事前に相談いただければ別契約で調整可能です。
Q:業務範囲はどこまで?お願いできないことは?
→ 対面業務(来客対応や電話応対)、法律・税務判断、突発的なクレーム対応などは原則非対応。
マニュアル化された業務や補助的な準備作業は対応可能です。
マニュアル化されていない業務も、マニュアルを一緒に作成するところから対応出来ます。
また、最初のヒアリングで頂いていた業務に対して秘書をご案内しますので、全く違う業務を依頼したい場合は別途秘書の用意が必要になります。
Q:セキュリティは大丈夫?
→ 情報管理体制を整えたオンライン秘書のみをアサイン。クラウドストレージや権限管理のルールも相談可能です。
必要であれば、秘密保持契約書を結んでいただくことも可能ですが、別途料金頂く可能性がございます。
例として、SNSの全面禁止が条件の場合は秘書さんの報酬を増やす必要がありますので、追加で料金を頂いております。
Q:途中で担当を変えることは可能?
→ 「ちょこっと秘書」では相性や業務内容に応じて変更も不当な理由がない限り可能です。
万が一のときも安心してご相談ください。
まとめ:体験から始める、新しい「任せる文化」の第一歩
「自分でやった方が早い」と思い込んでいた作業。
でも本当にそれは“あなたがやるべき仕事”でしょうか?
オンライン秘書に依頼することで、
✔ やるべきことに集中できる時間が生まれ
✔ 情報が整理されて仕事の流れが整い
✔ 社内の人にも「任せ方」が伝播していく
そんな変化を感じている企業が増えています。
初めての外注だからこそ、小さく始めて「良い任せ方」を学ぶ。
それが、経営も働き方もスマートに変えていく第一歩になるのです。
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「外注は初めて」「人に頼むのが苦手」──
そんな方でも安心してスタートできるのが、ちょこっと秘書の強みです。
🔹 ちょこっと秘書が選ばれる理由
- 月10時間〜のライトな稼働から始められる
- 担当者が業務内容やスタイルに合わせてマッチング
- 依頼前の“整理・棚卸し”も一緒に進めてくれる
- HPのお問合せから気軽に無料相談受付中
「この資料、整えてほしい」
「来週の予定だけ調整してもらいたい」
そんな“一度限り”の依頼でも歓迎です。
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著者 プロフィール

株式会社エヌエフエー
事業部 戦略室 主任
林 正幸
1995年生まれ、入社5年目。それまでは倉庫現場の派遣スタッフとして従事。
ゲームクリエイター、倉庫内派遣スタッフ、そして株式会社エヌエフエーに至る。
音楽が大好きでHIPHOPからオーケストラまで幅広い。最近のオススメは「ずっと真夜中でいいのに」。
興味のある物は飛び付いてとにかく満足するまでやる、調べる、楽しむがモットー。